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フリックより簡単に入力できる?次世代のキーボードはジャイロセンサーを利用

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

技術進歩によってどんどん進化するスマホ、ここ数年で端末のサイズも大型化が進んでいますね。

手が小さい人や女性なんかは特に大型端末での文字入力に不便を感じるようになってきたと思うのですが、スコットランドの大学が開発した全く新しいソフトウェアキーボードが注目を集めています。

入力はまるでゲームのよう

スコットランドのセント・アンドルーズ大学が発表したソフトウェアキーボード『SWiM』は、従来の「キーをタップする」という概念から大きく外れた全く新しいもの。

具体的にどんなものかと言えば、「端末を傾けて動かす”点”でキーボード入力」という、ちょっとしたゲームのような仕組みなんです。

一見すると「QWERTYキーボード」で特に目新しい点はないのですが、よく見ると小さな”点”があり、キーボードの右上には謎の球体シンボルが表示されています。

この点は端末を傾ける事でキーボードの上を走らせる事ができ、「入力する指」の代わりになり、球体シンボルはタップする事で単語の「入力開始」と「入力終了」を担っています

言葉では結構わかりにくいのですが、文字を入力する際の動作は下記の通り。

  1. 単語の最初の文字の位置に”点”を誘導
  2. 球体をタップ(入力開始)
  3. “点”の位置にあった文字が入力される
  4. そのまま端末を傾けると”点”が尾を引きながら移動
  5. 移動中通過した文字は入力されない
  6. 傾きを折り返した場所の文字が入力される
  7. 単語の最後の文字の位置に”点”を誘導
  8. 球体をタップ(入力終了)
  9. 自動で半角スペースが末尾に入力される

行程を見ると面倒というか入力が遅そうなんですが、下記動画を見るととんでもないスピードで文字入力されているのがわかります

この入力方法は何もスマホだけではなく、端末が小さすぎて文字が入力しにくいスマートウォッチ、端末が大きすぎるファブレットやタブレットなどでも快適な文字入力ができるそうです。

日本語かつテンキー入力に慣れている日本人にはあまり縁を感じないキーボードですが、「QWERTYキーボード」といった小さなキーを押さなくてはならない言語圏の人にはかなり魅力的な入力方法なんだそうですよ。

iOSで実装されるかはわかりませんが、こういった常識を破る発想が「技術の発展」なんだなぁと感慨深いものがありますね。

まとめ

いかがでしたか?

単語の入力スピードはテンキーでの英語入力よりも遥かに早いようで、長文入力がすいすい行われる様は一見の価値があります。

概念と制作の経緯、実際の挙動は下記公式動画で見る事ができるので、興味のある人は見てみてくださいね。

▶︎公式YouTube動画

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