【豆知識】Google ChromeがFlashのサポートを打ち切りへ!そもそもFlashってなに?

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2016.05.29

ごきげんよう、菊太郎です。

コンピュータでおなじみのブラウザ「Google Chrome」が、Flashのサポートを打ち切る方針を明らかにしました。

かつてFlashは数多くのWebサイトで使われ人気を博していたコンテンツでしたが、そもそも一体どんなものでなぜサポートが終了する事になったのでしょうか?くわしく見ていきましょう!

さらばフラッシュ!また会う日まで

Googleは先日Google製のデスクトップ版ブラウザ『Google chrome』で、「YouTube」や「Facebook」など主要10サイトを除く全てのサイトにおいて、Flashのサポートを段階的に打ち切ることを明らかにしました。

当面はサイト毎に許可すればFlashを再生することが出来る様ですが、最終的には「YouTube」や「Facebook」なども含め全てのサイトでFlashが無効になる予定だそうです。

今回発表されたのはデスクトップ版(コンピュータ版)のGoogle Chromeに関してですが、iPhone版の『Chrome』に変化があるのか気になる所ですよね。

果たしてiPhoneでもFlashが無効になってしまうのでしょうか?

iPhoneとFlashの微妙な関係

実はiPhone版の『Chrome』では、リリース以来Flashを視聴できるようになったことは一度もありません。

と言うよりiPhone自体Flashをサポートしていないので、『Chrome』のみならず『Safari』や『Opera』と言った主要なブラウザでのFlash視聴は不可

『Puffin Web Browser』のように擬似的にFlashを見ることができるブラウザもありますが、基本的にiPhoneでFlashを視聴することは出来ませんでした

AndroidフォンではFlashをサポートしている機種が多かったのになぜiPhoneでは一度もサポートされたことが無かったかと言えば、

  • Flashはデスクトップ向けなので、iPhoneではデザインが崩れてしまう
  • Flashは消費電力を増大させて、iPhoneのバッテリーを大量が大量に消費してしまう
  • Flashにはバグが多く、セキュリティ的に不安が残る
  • Flashよりも様々な点で優れているHTML5を普及させるため

などの理由が挙げられていますが「App Storeを経由せず、Flashでアプリを配布することが出来る」のが一番の理由では無いかと言われています。

photo credit: appstore via photopin (license)

以上のようにiPhoneとは関係の薄かったFlashですが、そもそもFlashとは一体何なのでしょうか?

Flashとは何ぞや?

一般的にはFlashと呼ばれることがほとんどですが、正式名称は「Adobe Flash」。

その名の通りPhotoshopで有名なAdobe Systemsが開発しているWebコンテンツ用のフォーマットです。

主にアニメーションを制作するのに使われていましたが、プログラミング言語を利用することでゲームの作成も可能。

そのためFlashを使った様々なコンテンツが登場し、主に2000年前後のインターネットでは「Flash動画」「Flashゲーム」が匿名掲示板「2ちゃんねる」などで発表され人気を博していました。

Flashで製作されたコンテンツがTVや雑誌で取り上げられ話題になることも多々ありましたが、「YouTube」などの動画配信サービスの登場により徐々に衰退。

「YouTube」は内部的にはFlashの技術を使っているためFlashが全く使われていない訳ではありませんが、以前のように純粋なFlashコンテンツを目にする機会は大幅に減少しました。

そんな流れを受けてAdobeもFlashからオープンな規格HTML5への移行をサポートするなど、Flashは事実上打ち切りの方向へ。

当時「Flashが見えないiPhoneは使い物にならない。Appleは何を考えているんだ」という発言も多く見られましたが、今から考えてみるとAppleに先見の明があったようです。

シェアの大きい「Google Chrome」がFlashのサポート打ち切りを表明したことで、今後ますます衰退が予想されるFlash。

ちょっと寂しい気もしますが、さらなる優れたコンテンツの登場に期待ですね!

参考:CNET

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