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【豆知識】大手キャリア3社も参入の「電力自由化」って一体なに?

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こんにちは、yumiです。

今までは東京電力や関西電力など、特定の電力会社からしか買うことができなかった電気。しかし2016年4月からは電力が自由化され、自分に合った購入先を選べるようになります。

ドコモやソフトバンク、auも電気事業に参入することを発表しており、携帯料金とのセット販売による割引も期待されていますが…実際のところ電力自由化によって何が変わるのか、よく分かりませんよね><

そこで今回は、そもそも電力自由化とはなんなのか?停電などのデメリットはないのか?大手キャリアによる電気販売はお得なのか?などを解説していきたいと思います!

そもそも電力自由化とは

そもそも電力自由化は1990年代前半から議論されてきていましたが、大きなターニングポイントは2011年3月11日の東日本大震災

震災以降、原発の問題や計画停電などにより国民のエネルギーについての関心も高まったことから、2014年に法律が改正され本格的な取り組みがスタートしました。

Photo credit: NRCgov via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

この電力自由化により、例えば「ポイントで値引きされる」「携帯代金とセットで安くなる」といった自分に合った料金プランや「原発に頼らない電気が買える」など、自分の思考に合った会社を選ぶことが可能になります。

こう聞くと「料金が安くなるんだろうしいいじゃん!」とメリットしかないように見えますが、ノウハウのない会社だと停電になるんじゃ…?と不安もありますよね><

実際のところ、デメリットはないのでしょうか?

電力自由化にデメリットはない?

例えばドコモやソフトバンク、auなど大手キャリアも参入を表明していますが、通信事業者としての地盤があっても「新事業となる電力ってノウハウもないだろうし、任せても大丈夫なの?」と思ってしまいますよね…。ですがそこはご安心を。

新しい販売元と契約したとしても、電気を送る送電線などは今までどおり地域の電力会社なんです。

なのでもし新しい販売元の発電量が不足しても、地域の電力会社が不足分を補ってくれるので停電になる心配は一切ナシ!

極論その販売元が倒産したとしても、地域の電力会社には電気の供給が義務付けられているので安心して使うことができます。

と、ここまで見てもデメリットがないように見えますが…実は不安な点も。それは大手キャリアが画策していると報道された「35年縛り」の存在。

2年縛りどころじゃない?35年縛りとは…

例えばauやソフトバンクではスマホなどの通信サービスとセットにすることにより電気がお得になるサービス、いわゆる「セット割」を打ち出すことを発表しています。

日本経済新聞では、これにより「携帯代金の自由更新のタイミング」と「電力の自由更新のタイミング」が合わなくなることが考えられ、解約したくても解約できない…という事態になってしまうのではと指摘が。

とは言え、まだ料金プランが出ていない現時点ではこの”超長期縛り”が本当に良いものなのか悪いものなのか分かりません。もし本当に「35年縛り」が登場したとしても、料金がお得ならそれは魅力的ですよね!

昨年12月末の時点で、キャリア3社を含めすでに119社が参入を表明している電力事業。今月から順次、4月からの契約の事前受け付けが始まります。

自分に合ったプランは一体どれなのか、吟味して選んでいきたいですね!

かみあぷではキャリア3社のプランが出揃い次第、比較記事を公開する予定ですのでそちらもお楽しみに☆(ゝω・)v

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