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【豆知識】13歳未満はTwitter禁止!?各種SNSの年齢制限はどうなってるのか調べてみた

小技

先日「13歳未満はTwitter利用禁止」というツイートが凄まじい勢いで拡散され、ネット上で話題になりました。

実際は事実と異なる内容だったようですが、本当に年齢制限があるSNSが存在するのかどうか気になるところ。

そこで今回は、各種SNSに年齢制限はあるのか、もしあるなら何歳からOKなのかを調べてみました!

13歳未満はTwitter禁止?

今回、拡散されたツイートがこちら⇓ テレビ番組のキャプチャーが載っており、「13歳未満と分かった場合はアカウント停止」と書かれています。

これを見た他のユーザーが「え、Twitterって13歳未満はダメなんだ!」と驚き、13,000以上のリツイートがされたようです。

…が実はこれ、EU(欧州連合)が検討していた「子どもの個人データをSNS企業などが取り扱う場合に保護者の同意を義務付ける」というデータ保護規則案の一部を伝えたニュース。

Photo credit: rockcohen via VisualHunt / CC BY

“子どもの年齢”として当初は13歳未満で検討→16歳未満に引き上げることが提案され議論を呼んでいたため、その騒動をニュース番組が報道→番組の一部が切り取られる→ユーザーの誤解で拡散される…というのが真相のようです。

Photo credit: Tom Raftery via Visualhunt / CC BY-NC-SA

ということで「今回のツイートはEUの検討案のことで、実際にTwitterが13歳未満の利用を禁止しているわけではないらしい」というのが分かりましたが、本当のところはどうなんでしょうか?また、他のSNSには年齢制限を設けているものはあるのでしょうか?

Twitter

ということで、まずは話題になったTwitterから見てみましょう。

その利用規約を見てみると、

Twitterのサービスは13歳未満のお子様を対象としたものではありません。あなた (保護者) の同意なくお子様が自分の個人情報をTwitterに提供したことがわかった場合は、こちらからご連絡ください。Twitterは13歳未満であることを知りながら、そのようなお子様から個人情報を収集することはありません。13歳未満のお子様が個人情報を提供したとわかった場合は、提供された情報を削除し、当該アカウントを停止する措置を講じます。保護者および10代のユーザーに関する詳細情報については、こちらをご覧ください。

長い上に抽象的な文章なので分かりにくいですが…規約には「13歳未満を対象にしたサービスではない」と明記してあるものの、使用自体を禁止する旨は書かれていない模様。

ただし個人情報は保護者の許可がないと書くことが出来ず、仮に許可なしに書き込んだ場合はアカウントが停止されることもあるようです。

ちなみに、Twitterを利用したサービスの「ツイキャス」は「13歳未満の児童は使用禁止(運営が認めた場合を除く)」とのこと。

Twitterと極めて関連性の高いサービスですが、年齢に関する規約がそれぞれ異なっているのは興味深いですね。

LINE

続いては、メールや電話に置き換わるほど広く浸透している定番SNSの『LINE』

家族で1つのグループを作るなど子どもにもすっかり浸透しているような気がしますが、その年齢制限はどうなっているのでしょうか。さっそく規約を見てみると…、

2.2 お客様が未成年者である場合は、親権者など法定代理人の同意を得たうえで本サービスを利用してください。また、お客様が本サービスを事業者のために利用する場合は、当該事業者も本規約に同意したうえで本サービスを利用してください。

「法定代理人(保護者)の同意が必要」とはあるものの、特に年齢による制限は設けられていないようです。

ただし犯罪防止の観点から、ID検索は18歳以上でないと出来ないなど独自の規制は設けられているので、「機能を100%使えるようになるための年齢制限は18歳以上」と言えるかもしれません。

Facebook

続いて、海外では定番となっている『Facebook』

コチラも利用規約を見て見ると、

13歳未満の児童がFacebookを利用することを禁止します。

13歳未満は禁止とはっきり明記。公式サイトにも「未成年と成人の交流を制限する」というページもあり、条件に満たないユーザーが使用しないように力を入れているようです。

Instagram

続いて、若者を中心に人気を集めている写真特化型SNSの『Instagram』

その規約を見てみると、

1. 本サービスの利用者は、少なくとも13歳に達している必要があります。

コチラもはっきりと「13歳に達している必要がある」明記。

13歳未満の児童を報告する方法」のページも用意するなど、Facebookと同じく厳重な対策をとっているようです。

Google+

続いて、Googleが展開している『Google+』

その利用規約を見てみると、

その他の国: 13 歳以上

国によって微妙に異なっているようですが、日本は「その他の国」に分類されているため使用条件は13歳以上

それに満たない児童が使用した場合、アカウントが無効になるなどかなり厳しい対応になってしまうようです。

まとめ

というわけで、今回調査した結果をまとめた表がコチラ。

普段意識せずに使っていましたが、予想以上に年齢制限がかけられているSNSが多いですね。

冒頭でも言ったとおり、EUでは16歳未満のユーザーには保護者の許可が必要になる案が議論されており、国家レベルで規制をはじめようと動き出した所もあります。

もしかしたら数年後には世界レベルでこうした規制が行われるかもしれませんね。みなさんはSNSの利用は何歳からが適切だと思いますか?

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