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【豆知識】iPhoneやMacで使われている”Retina(レティナ)”ってなに?

小技
Apple

こんにちは、yumiです。

Appleの製品として初めてRetina(レティナ)ディスプレイを搭載したのは、2010年に発売されたiPhone 4でした。以降、すべてのiPhoneとiPadやMacにもRetinaディスプレイが搭載されています。

しかし、”なんとなくスゴい、キレイなディスプレイ”だとはわかっているものの、実際Retinaディスプレイってなんなんでしょうか?

今回は、そんなRetinaディスプレイのスゴさや由来など、Retinaにまつわる豆知識をご紹介します!

Retina(レティナ)って何?

Retina(レティナ)は、iPhone 4から初めて登場した高精細ディスプレイのこと。以前のものと比べ、解像度とコントラストは4倍になり、鮮やかさや深い色を表現することができます。

Retinaという言葉自体は、「iPhone 4はRetinaディスプレイ」とディスプレイそのものの名称として使われたり、「MacBook ProのRetinaモデル」と、商品の名称としても使われています。

そもそも「Retina」は日本語で「網膜」の意味で、「高解像度で、人間の目で識別できる限界を超えている」ということから名前が付いたそう。

photo credit: ramsesoriginal via photopin cc

現在は、iPhone 6/6 Plusは「従来のRetinaよりも高精細」ということで「Retina HD」という名称が付いています。

…が、細かいピクセル(※1)を表す数字としては、iPhone 4からiPhone 5sまでが1インチあたり326ppi(※2)で、iPhone 6も同じく326ppi。唯一iPhone 6 Plusだけが401ppiとさらに向上していますが、ピクセル数だけで見ると「Retina HD」の具体的な範囲は曖昧なよう。

※1 「ピクセル」とはデジタル画像を構成する最小の要素に色情報を加えたもののこと。「画素」とも呼ぶ。
※2 「pixel per inch(1インチあたりのピクセル数)」の略。326ppiの場合は1インチ(2.54cm)あたり、326の画素で構成されているということ。

しかしコントラスト比は「Retina」に比べ「Retina HD」のiPhone 6/6 Plusの方が向上しているので、ピクセル数とコントラスト比、どちらの要素も合わせて「Retina HD」という呼び名になっているようですね。

というのも「Retina」という言葉はApple独自のもので、例えばauが発売しているLG製のAndroidスマホ「isai FL LGL24」は538ppiと、iPhoneで最高のピクセル数を誇るiPhone 6 Plusの401ppiを上回っているものも登場しています。

以上のことから「Retina」についてまとめると…

  • 「Retina」は、高解像度&人間の目で識別できる限界を超えている、という意味で付けられたもの
  • 具体的なピクセル数(画素数)が決っているわけではない
  • ピクセル数とコントラスト比、どちらの要素も組み合わせたものである
  • 「Retina」を超える高解像度のディスプレイを搭載したスマホもある
  • 「Retina」はApple独自のブランドのようなもの

ということのようです。今までなんとなーく「スゴいんだろうなー。キレイなんだろうなー」と曖昧だった点、多少はスッキリとお分かり頂けましたでしょうか?

次期iPhoneには「Retina HD」を超えるものが出てくるのか…そのppiはどうなるのか…注目してみてみると面白いかもしれませんね!

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